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知床連山も紅く色付き始め、空気が澄み渡るこの時期、知床にも駆け足で秋がやってくる。大自然は冬ごもりの前の一時を愛しむかのように輝きを増す。知床が一番美しい時期と言われる秋、動物や生物達も厳しい冬を前にして心なしか慌ただしさを増す。
知床半島のとある川、ここも例外ではない。今まさに魚達の壮絶な営みが始まっていた。「カラフトマス」と「サケ」の遡上だ。この時期は一度海に降りて大きく成長した彼らは、生まれ故郷の川に産卵の為に大挙してやってくる。水温5℃の凍てつくような小さな川に、上流の産卵場所を求めて多数の「カラフトマス」とまだ少数の「サケ」で溢れかえる。その迫力は圧巻である。婚姻色に変色した雄と雌、産卵場所や受精を巡って我先にと争う。全てが終わると後は力つきて死あるのみ、まさに種族繁栄、生き残りを掛けた命がけの戦いが始まっているのだ。
知床の自然の創り出した最高傑作!!五つの湖「知床五湖」の美しさは季節と観る時刻によって移り変わると言われている。まさに言い得て妙、周りを森林に囲まれ、秋の訪れと共に知床連山の紅葉を映し出す湖面は、まさに絶景、観ている者を魅了する。静まりかえった自然の美しさと共に冬の足音は確実に近づいている
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