R OBINSON NEWS  2010
テクニカルダイビングin CEBU



沈船とダイバー(螺良・島田氏)

友人でもあり我々がお世話になっているセブ島のダイビングサービス「ディーダウン」のオーナー螺良(つぶら)氏は知る人ぞ知るテクニカルダイビングのスペシャリストです。ケーブダイビング(洞窟)やレックダイビング(沈船)は言うに及ばず、ナイトロックス(混合ガス)を使用した大深度潜水等々、高度な潜水技術と知識そしてミックスガスを含めた特殊装備を必要とする。そんな潜水を長年手掛けているプロフェッショナルなのです。ミクロネシア・チューク諸島(旧トラック)の数多くの沈船ダイビング調査を今でも継続しているアドベンチャーダイバー。ディーダウンにも本人渾身の作(設計・施工)、エアー充填システムとガスブレンダーシステムを設置、あらゆるナイトロックス等に対応できる。

今回、そんな氏の提案によりレックとケイブダイビングの実施となった。編成チームはプロダイバーのみで行う大深度潜水。一つ目のポイントはセブ島リロアンにある沈船ポイント。2000年に沈没した大型客船。右舷を下に横たわった形で沈んでいる。比較的新しいのでほぼ原型を留めており、調査もまだ進んでないらしい。しかしながら水底は水深50m、船の最浅部でも30mは優に超える。テック装備と共に島田スタッフはWタンクも用意。綿密な潜水計画と共に酸素のポニーボトルも準備、これは減圧ガスとして加速減圧ダイビングを可能にする。
透明度は今一であるが、潜降していくと横倒しになった大きな船体が見える。侵入経路を決定。ペネトレーション(船内侵入)を実施する。朽ちていない船体が我々を圧倒する。
シルト(ゴミ、ホコリ)が積もってキックの水流で簡単に舞い上がり視界を塞ぐ、用心しながらの探索、見るとさらに最深部へと侵入していく氏のテクニックには脱帽である。センチ刻みの中性浮力技術が必要とされます。
入念かつ厳格な減圧ダイビングスケジュールを経てダイビング終了。
2本目のダイビングはマリゴンドンケーブと呼ばれる洞窟ダイビング。垂直に落ち込んでいるドロップオフにぽっかりと空いた穴、水深30mに入り口がある。穴の直径は10m位奥行きはそれほど無いのだが、途中で左にカーブしており、行き止まりまで到達するとまったく外の光は入らない漆黒の闇である。水中ライトのみが頼りとなる。夜行性のアカマツカサが生息していた。直浮上は無理な為、エア切れ対策としてポニーボトルが必要となる。

このようなダイビングを提供してくださった螺良氏と島田氏には心より感謝致します。
この模様は以下写真で紹介致します。
さらに一般ダイバーの方もきちっとしたトレーニングと装備そして経験によって安全範囲で可能になる事を付け加えておきたい。


テクニカルダイビングin CEBU 

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[共通データ]
(水中) NikonD-200+SEA&SEAハウジング・SEA&SEAストロボ・Nikkor ED 12-24mm F4G


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